No puede ser
リーガにまたも悲劇が起きた。
26歳、キャプテンになり今期活躍が期待されていたエスパニョールのキャプテン、
Dani Jarque(ダニ・ハルケ)が今月初旬、遠征先のイタリアで心臓発作で倒れ、亡くなった。

全ての人に衝撃が走り、中村俊輔が所属するこのクラブはホームページ内で,
No puede ser(そんなはずはない)を繰り返した。
しかし実際に起きてしまった。
ご存知の方も多いと思うが、同様の事件が前にもあった。
セビージャの選手、アントニオ・プエルタが試合中に倒れ、搬送先の病院で後日なくなるという事件だ。
スペインのサッカー史上、最も悲劇的で多くの人が涙を流したこの出来事が再び起きてしまった。
こういった悲劇はスペイン人の心に刻み込まれ決して忘れられることはないだろう。
当時、スペイン全土から多くの人が集まり彼の死を追悼した。
プエルタの背番号は16だったが、今セビージャFCのホームスタジアム、
サンチェス・ピスファンの16番ゲートにはプエルタの肖像が描かれ、
試合開始後16分にはスタジアム中で彼の名前を呼んで大合唱する。
そして昨年、EURO決勝の試合後、セルヒオ・ラモスは代表のユニフォームを脱いだ。
代わりにに身に着けたのはプエルタの顔写真入りのシャツ
それを見て再びスペイン全土で涙する人がいたらしい。
※ セルヒオ・ラモスはプエルタと同じセビージャFC出身、下部組織から一緒にプレーし、親友だった。

プエルタのシャツを身に着けたセルヒオ・ラモス(右)
こんな悲劇は二度と起きて欲しくない、起きてはいけない。
しかし同時に事実として受け入れ、共感することも大事だと思う。
チームメイトたちの気持ち、友達、家族、恋人、ファン・・・・、多くの人が悲しみにくれたことだろう。
今週リーガが開幕し、エスパニョールは2戦目でホーム初戦となる。
ダニ・ハルケの背番号は21番、おそらく21分に何かがあるだろう。
このページを見て、試合を見てくれる人もいるかと思うが、
競技場のなかで起こるスペインのサッカーのプレー以外のドラマを感じるのも深い意味を持つと思う。





